急性胃腸炎の治療法!早く治す為のポイントは?
急性胃腸炎の対処法について、ちゃんと理解されていますか?
急性胃腸炎はとても辛い病気です。
嘔吐に下痢、激しい腹痛など、
我慢できない症状が起こります。
そこで多くの人は病院へ駆け込みますが、
残念ながら、病院へ行けば胃腸炎が治るわけではありません。
私も何度か胃腸炎にはなったことがありますが、
悪くなったら病院に行くだけで特に自分でなにかをしたわけではないので、
毎回治るのに時間がかかっていました^^;
実は、薬を飲むと同時に、
毎日の生活でも気をつけなければいけないことが多くあるんです。
そして、ストレスが関係する胃腸炎などは
慢性化する可能性がありますから、普段からの予防策が重要ですね。
胃腸炎を軽くみないためにも
今回は急性胃腸炎の治療や予防法について、
正しい知識を身につけましょう!
急性胃腸炎の治療法は?
まずは病院で処方される薬についてです。
急性胃腸炎と診断をされると次のような薬が処方されます。
- 整腸剤 腸内細菌を整える
腸の動きをゆっくりにする - 下痢止め
- 消化管の痛みを抑える薬
- 抗生物質
胃腸炎は胃腸が弱っている状態です。
よって、整腸剤で腸内環境を
改善することができる薬が処方されます。
下痢がひどい人には下痢を止める薬が処方されます。
しかし、下痢止めを服用するのは、
症状がひどい場合だけにとどめるようにしましょう。
なぜなら、下痢は有害なものを
体の外へ排出しようとする体の防衛反応です。
体内に有害なものがあるから、
起こる症状ですから、
無理やりそれを抑えることはよくありません。
下痢があまりにもひどい場合だけ、
下痢止めを服用するようにしましょう。
腹痛がひどい人には
消化管の痛みを抑制する薬が出されます。
また、細菌が原因とされる胃腸炎の場合には、
抗生物質が処方されます。
病院で処方された薬を飲み、
安静にしておくと回復は早いですね。
一般的に急性胃腸炎は3~5日で治るといわれています。
さらに回復を早めるためには、
安静生活の中でも気をつけたいことがあります。
急性胃腸炎を早く治すポイントは?
水分をしっかりと摂る
脱水症状は避けなくてはいけません。
嘔吐や下痢で体内の水分がかなり排出されています。
だから、水をしっかりと摂ることが大切です!
しかし、嘔吐が頻繁に起きている際には
水分をとることはかえって逆効果です。
症状が比較的落ち着いたら水分を口にするようにしましょう。
それと口にする水分は水、または経口補水液がよいですね。
経口補水液って最近よく売られていますね。
私は病院の先生に「コレ家にありますか?」
と経口補水液を指差しをして、尋ねられました。
「ありません。」と私が答えると、
経口補水液のメリットを慣れた口調で話されていました。
きっと一日に何回も同じことを仰っているのでしょうねw
まぁそれだけ効果的なものなんでしょうが、
わざわざ買うまでのものか?と言われるとちょっと疑問です。
自分で作る事も可能なので、
面倒でない方は手作りするのがおすすめb
作り方ものせておきますね。
自宅で簡単♪手作り経口補水液の作り方!
- 砂糖20gと塩1.5gを用意し、
お湯500mlの中に入れて混ぜます。 - よ〜くかき混ぜて飲みやすい温度になるまで冷やす。
これだけで出来上がり♪
あとは、お好みでレモンやグレープフルーツなどの
柑橘類を入れると飲みやすくなりますよb
無理に食べない
体力が落ちているからと「何か食べなくちゃ!」
と思われる人もいらっしゃるようですね。
しかし、症状がひどい場合には食べる必要はありません。
症状が落ち着くまでは食べることは逆効果があり、
かえって下痢や嘔吐を引き起こしてしまうことがあります。
そして、症状も回復してきたら
食べ始めの食事は消化の良いものを摂るようにしましょう!
おかゆなどを1日で5~6回に分けて食べるとよいですね。
温かいスープ類もOKですが、
スープの具剤としてキノコ類は下痢をしやすい食材などで
避ける方がよいでしょう。
急性胃腸炎の予防策は?
食べものはしっかりと加熱
夏場に多い細菌が原因の急性胃腸炎では、
食べものに付着する細菌を殺すためにも
加熱調理を心がけるようにしましょう。
「味がおかしいな」と思ったら、
無理して食べないことです。
作ってくれた人に悪いと思って無理をすると
後で大変なことになりますので…
手洗いの徹底
冬場に流行するウィルス性の急性胃腸炎では、
ウィルスは口から入ります。
手についたウィルスが
口へとはいってしまうこともあるでしょう。
となると、手洗いとうがいの徹底によって、
感染を避けることができますね。
外出先から帰ったとき、食事前には必ず手洗いをし、
ウィルスの体内への侵入を止めましょう。
汚物には触れないこと
汚物や吐瀉物は迅速かつ適切に処理します。
必ずマスクや手袋を着用し、
決して素手で触れないことです。
汚物が付着した場所は徹底的に消毒を行います。
外出先などでは感染を完璧に避けることはできません。
だってウィルスは空気中を舞っているのですから・・・
だからできる予防策をしっかりと行うことが大切ですねb
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