花粉症対策の注射の効果は?副作用でこんな症状も!?
花粉症の時期は、マスクにメガネの重装備…。
そんな姿を鏡で見ると毎年のことですが、
自分で自分がとっても怪しい人に思えて笑えます^^;
実際、私など過去にその恰好で出張した時、
訪問先のガードマンさんに長いこと呼び止められたこともあります。
そのときは受付で10分も足止めされ、
約束の時間に遅刻してえらい目にあいました><
そんな憂鬱な気分にある春の花粉本番を前に、
いま一度花粉対策について私なりに考えてみました!
ただ、完全ガードしてやろうと一人意気込んでみたものの、
考えてみると花粉対策について毎年あちこちで言われていますが、
正直手詰まり感もありますよね。
そんな中で、ふと「注射」ってどうなのかな?
と思い、今回徹底的に調べてみました!
花粉症対策の注射、本当に効くのか?
注射といっても、複数の方法があるので、
1つずつ見ていきましょう。
1,副作用のない安心な方法、減感作療法(げんかんさりょうほう)
こちらは、自分のアレルゲンのエキスを薄めて複数回注射し、
花粉に対する免疫を作ってアレルギーの症状が軽くなるようにする方法です。
例えば検査してスギ花粉アレルギーがある人だったら、
スギのエキスを希釈したものを腕に皮下注射します。
間隔は部位を変えて毎日でも可能なほど副作用がなく、
妊婦さんにも使用できる方法なんです♪
しかも効果が持続するので、
まさしくいいことづくめ!!
と思ったのですが、ここで一つ問題が。
安心との引き換えに大体3年間くらいは症状のない季節も一年中、
毎週注射に通わないといけませんので面倒で時間がかかる方法なんです。
しかも、アレルギー専門の病院でないとやってないみたいですから、
事前に「アレルギー 専門医」で調べないといけませんね。
2,副作用はあるが、効果が早いステロイド薬注射
こちらは効果が持続しやすい
ステロイド薬の筋肉注射です。
あまり一般的ではありませんが、
この注射を打つことで免疫の反応を低下させることができます。
スギ花粉が入って来た時にもアレルギーの反応である
くしゃみや鼻水の症状を起こさずに済みます♪
花粉が飛散する前にステロイドを注射することで
たしかに花粉症の症状は抑えられます。
ですが、ステロイドによる下垂体抑制がかかるので、
副腎萎縮がリスクとして考えられます。
「結局どんな副作用が出るの?」
具体的には免疫力の低下にともなう物が多いのですが、
以下のような副作用が出る場合があります。
- 感染症にかかりやすくなる
- 血糖値が上がる
- 骨がもろくなる
- 高血圧
- 眼圧上昇
- 胃潰瘍
- 肥満 など
上記のようにキリがないほどの副作用がありますが、
これは個人差があり一概に言えません。
中には全く副作用が出ない方もいるので、
こればっかりは受けてみないことにはわかりません。
副作用が出る出ないにかかわらず、
早目の注射でたしかに症状は軽くなるようです。
注射はいつ受ければいいの?
まず、最初の減感作療法(げんかんさりょうほう)はアレルギーの専門医で、
時期は花粉が飛び始める前の1月頃から治療を開始するのがいいです。
症状があらわれている時には治療はできません。
もう一方のステロイドは内科や耳鼻科で打ってくれます。
時期は症状があらわれてからでは遅いので、
その前の1月下旬頃がベターですね。
最後に
いかがでしたか?
私の結論としては花粉症対策での注射は
基本やめておいた方がいいかとは思います。
それでも、症状が辛すぎて我慢できない場合などは、
信頼のおけるお医者様に相談して、しっかり事前説明を受けてから
注射をするか判断しましょう。
多分こんな時私だったら、
原点に返ってもう一度自分でできる花粉症対策を
片っ端から試してみると思います。
ステロイド注射は女性が打つと生理不順になってしまうこともあるので、
個人差はありますが、考え出したら怖くなってしまいます。
自分に副作用があらわれるかどうかは
打ってみないとわからないことですからね。
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