節分の由来とは?子供でも簡単に分かるように解説!
「鬼は~外!福は~内!!」
昔から節分になると我が家では、
夫に鬼の面を付けてもらって盛大に豆まきを行います。
5歳になる息子も升の箱を持ってきて、
「お豆ちょうだい!お豆ちょうだい!」と
前世は鳩だったのかな?と思うぐらいに
豆を求めてきます^^;
こんな時期も今のうちだけなんでしょうけどね(^^ゞ
でも、最近ではなんで豆まきをするのか疑問に感じたようで、
「なんで鬼さんに豆をぶつけるの?」とか
「なんで豆を怖がるのかなぁ?」
と、私に質問してくるようになりました。
言われてみると大人の私でも知りませんでした(^_^;)
ということで、色々本やネットで調べてみたので、
節分の由来などを我が子にも分かりやすいように
まとめておきたいと思います。
節分の由来とは?子供でも分かりやすく!
節分ってそもそもなに?
そもそも、節分とはたんに「豆をまく日」というわけではなく、
「季節の分かれめ」という意味があるそうです。
日本には春・夏・秋・冬の4つの季節がありますよね。
その季節が始まる日を立春・立夏・立秋・立冬といい、
その前日を節分と呼びます。
つまり季節が変わる毎に節分があるのです。
「あれ?でも節分って2月3日のしか聞いたことないよ?」
って思いますよね。
今の日本では節分と言えば
立春の前の日の2月3日を指します。
その理由は、一年のうちもっとも大切な季節が
春(立春)だからとされています。
春というと物事の終わりや始まリの
分岐点となる大事な季節です。
卒業式や入学式などが集中していますよね^^
そのため、春の節分を大事にするようになり、
2月3日だけを節分をするようになったと言われています。
なぜ鬼に豆をぶつけるのか?
平安時代の日本では大晦日に厄や災いを祓う(はらう)行事を行っており、
室町時代以降は豆を蒔いて鬼を追い出す行事へと変わっていき、
民間にも定着していきました。
じゃあどうして豆なのか?
「こんな小さなお豆よりも
石を投げたほうがいいんじゃないのかな?」
と夫ももっともなことを言っていましたが、
実は深い意味が込められているようです。
というのも、豆は「魔の目」という書き方もあるらしく、
鬼の目に豆を投げつけると鬼が逃げて行ったというお話があるのです。
そこでは、鬼の目に豆に投げつけたことで、
鬼が滅したとか… ちょっと理解に苦しむ話ですけどねw
また、豆=「魔滅」という見方もあり、
豆を鬼にぶつける事によって悪い気を追い払い、
病気になる事無く、災害にも遭わない事を願うと言う意味合いがあります。
豆ならなんでもいいのか?
豆まきに使う豆は大豆ですがそれにも理由があり、
穀霊が宿ると言われており神事に用いられてきました。
また粒も大きいため、
悪霊を払うのに最適であるとされています。
ただし豆は炒っていなければならず、
それは炒ってない豆を使って拾い忘れた物から芽が出てしまうと
非常に縁起が悪いとされているからです。
市販されている節分用の豆は炒ってあるとは思いますが、
一応ご注意ください。
そして節分と言えば「恵方巻」ですよね。
我が家でもその年の良いとされる方角に向かって、
願い事をしながら一本の巻き寿司を食べます。
では、なぜ巻き寿司なのか?
と言うと、「福を巻き込む」からで、
切らないのは「縁を切らない」というのが理由なのだそうです。
行事ごとって深く考えず淡々とこなしていっていましたが、
理由を知るだけで大分心境も変わりますね^^
自分にもいい勉強になりますし、
息子にも日本の四季や歴史を感じてもらえればと思います。
最後に 子供に説明
余談ではありますが、我が家の5歳の子供には節分には鬼が来て、
言う事を聞かない子にはお仕置きしちゃうんだよ。
そして、病気になったりしちゃうから
鬼が来たら、豆をぶつけてお家から追い出さなきゃダメだよと教えていました。
今度は「豆には神様のちからが宿っているんだよ~」
と、教えて上げようと思います。
そしたら鬼役の夫に向けて
張り切って豆を投げるようになるんだろうな~^^
全国のお父さんよ、がんばれ!
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